「昔はもっと動けたのに」と感じる方へ|脳と身体のズレから考える運動習慣の大切さ

息が上がった様子で走る女性の写真に「脳と身体のズレから考える運動の大切さ」という文字を重ねたアイキャッチ画像 ブログ

「昔はもっと軽く動けたのに」
「少し走っただけで身体がついてこない」
「最近、何もないところでつまずく」
「姿勢が崩れやすくなった気がする」

このような変化を感じることはありませんか。

年齢を重ねると、筋力や柔軟性は少しずつ変化していきます。
ただ、身体の動きにくさは、単に「筋力が落ちた」「身体が硬くなった」だけで起こるわけではありません。

自分が思っている身体の動きと、実際の身体の反応にズレが生じていることがあります。

たとえば、久しぶりに走ったとき。
頭の中では「このくらいのスピードで動ける」と思っていても、実際の身体はそのスピードについてこないことがあります。

足が思った位置に出ない。
踏ん張ったつもりなのに安定しない。
方向転換でバランスを崩す。
段差で足が上がりきらず、つまずいてしまう。

こうしたことは、単なる運動不足だけではなく、脳と身体の感覚にズレが起きているサインとも言えます。


脳は「昔の身体の感覚」を覚えている

私たちは普段、歩く、立つ、座る、階段を上るといった動作を、細かく考えながら行っているわけではありません。

身体は無意識のうちに、

  • どのくらい足を上げるか
  • どのくらい力を入れるか
  • どの位置に重心を置くか
  • どのタイミングで踏ん張るか

を調整しています。

このとき大切になるのが、身体の感覚です。

関節の位置、筋肉の伸び縮み、足裏の感覚、重心の位置など、さまざまな情報をもとに、脳は今の身体の状態を把握しています。

ところが、運動量が減ったり、同じ姿勢で過ごす時間が長くなったりすると、この感覚は少しずつ鈍くなりやすくなります。

頭の中では「まだこれくらい動ける」と思っていても、実際の身体は以前とは違う状態になっている。
このズレが、動きにくさや不安定さにつながることがあります。


「鍛える」前に、今の身体を知ることが大切

運動というと、筋肉をつける、体力を上げる、汗をかくというイメージがあると思います。

もちろん、それも大切です。

ただ、身体をより良く動かしていくためには、いきなり強い運動をする前に、今の自分の身体がどうなっているのかを知ることが大切です。

実際のレッスンでも、身体の状態を見ていくと、

  • 左右で体幹の入り方が違う
  • 股関節の動きに左右差がある
  • 肩や胸まわりが硬く、背骨が動きにくい
  • 足裏や内ももの感覚が入りにくい
  • 骨盤の位置を保つのが難しい
  • 力を入れたい場所ではなく、別の場所に力が入ってしまう

といったことがよくあります。

このような状態で、ただ回数をこなしたり、強度の高い運動を行ったりしても、狙った効果が出にくい場合があります。

大切なのは、まず身体を丁寧に動かしながら、
「どこが動きにくいのか」
「どこに力が入りすぎているのか」
「どこを使えるようにしたいのか」
を確認していくことです。

パーソナルピラティスのレッスンで身体の使い方を確認している様子


運動は、身体だけでなく“感覚”も整えていく

運動の役割は、筋肉を鍛えることだけではありません。

身体を動かすことで、脳は今の身体の状態を少しずつ再確認していきます。

たとえば、

  • ゆっくり背骨を丸める
  • 骨盤を前後に動かす
  • 股関節を滑らかに動かす
  • 足裏で床を感じる
  • 内ももを使いながら体幹を安定させる
  • 呼吸に合わせて胸まわりを広げる
  • 左右差を感じながら動く

こうした動きの中で、身体は少しずつ「今、どこに力が入っているのか」「どの位置が安定しやすいのか」を学習していきます。

これは、単に筋肉を使うだけではなく、脳と身体の感覚をつなぎ直す作業とも言えます。

自分では真っすぐ立っているつもりでも、実際には片側に重心が寄っていることがあります。
お腹を使っているつもりでも、腰や首に力が入りすぎていることがあります。
股関節を動かしているつもりでも、骨盤や腰で代償していることもあります。

こうした小さなズレに気づき、少しずつ修正していくことが、身体の使いやすさにつながっていきます。


ピラティスが大切にしているのは、丁寧に身体を感じること

ピラティスでは、ただ大きく動くことや、きつい運動をすることだけを目的にはしません。

大切にしているのは、自分の身体を感じながら、丁寧にコントロールして動くことです。

背骨の動き。
骨盤の位置。
股関節の使い方。
足裏の感覚。
呼吸の入り方。
左右差。
力みやすい場所。
安定しにくい姿勢。

そういった細かな感覚に目を向けながら動くことで、身体は少しずつ変化していきます。

特に、次のような方には、ピラティスやコンディショニングのような運動が向いています。

  • 姿勢の崩れが気になる
  • 歩き方が変わってきた
  • つまずきやすくなった
  • 身体が硬くなった
  • 腰や肩に負担を感じやすい
  • 運動不足を感じている
  • 何から運動を始めればいいかわからない
  • 年齢とともに身体の衰えを感じ始めた

いきなり激しい運動を始めるよりも、まずは身体の使い方を整えること。
それが、長く動ける身体づくりの土台になります。


小さな動きでも、身体は変わる

身体を整えるために、必ずしも難しい運動をする必要はありません。

軽いストレッチ。
ゆっくりとした呼吸。
骨盤を動かす運動。
背骨を丸めたり伸ばしたりする運動。
片脚でバランスを取る練習。
足裏を感じながら立つこと。

こうした小さな動きでも、丁寧に行うことで身体の感覚は変わっていきます。

実際のレッスンでも、最初は左右差が大きかった動きが、体幹や股関節の使い方を意識することで安定してくることがあります。

「この位置だとお腹に力が入りやすい」
「内ももを使うと腰が楽になる」
「足裏を感じるとバランスが取りやすい」
「呼吸を入れると胸まわりが動きやすい」

こうした感覚を積み重ねることで、身体は少しずつ使いやすくなっていきます。

大切なのは、完璧に動くことではありません。
今の身体の状態に気づき、少しずつ整えていくことです。


「もう年だから」と諦める前に

年齢を重ねると、身体の変化を感じる場面は増えていきます。

ただ、それをすべて「年齢のせい」と決めつけてしまうのは、少しもったいないことです。

白髪の女性が花に囲まれて笑顔で遠くを見つめる画像。

身体は、適切に動かすことで変化していきます。
そして、運動は単に筋力をつけるためだけでなく、今の身体を知り、感覚を取り戻し、動きやすさを整えるための大切な時間でもあります。

昔と同じように無理をする必要はありません。
今の身体に合った動き方を知ることが大切です。

「最近、身体が思うように動かない」
「姿勢や歩き方が気になる」
「運動を始めたいけれど、何をすればいいかわからない」

そう感じている方は、まずは今の身体を見直すことから始めてみてください。


AXIS PILATES & Conditioningでできること

大阪市住吉区帝塚山のAXIS PILATES & Conditioningでは、完全予約制のパーソナルレッスンで、お一人おひとりの身体の状態に合わせた運動をご提案しています。

マシンピラティスやコンディショニングを通して、姿勢、呼吸、背骨、股関節、体幹、足裏の感覚などを確認しながら、無理なく身体を整えていきます。

ただ鍛えるのではなく、
今の身体を知り、必要な動きを引き出し、日常生活で使いやすい身体へ整えていくことを大切にしています。

姿勢の崩れ、身体の硬さ、歩きにくさ、運動不足が気になる方は、まずは初回体験でお気軽にご相談ください。

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AXIS PILATES & Conditioningでは、
完全予約制のパーソナルセッションを行っています。

初回体験では、現在の体の状態を確認し、
今後どのように整えていくかをご提案します。

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